例外的夫婦別姓について
「例外的夫婦別姓」について
「例外的夫婦別姓」ちうのが提案されていまんねんわ。
これは「家裁許可制夫婦別姓」ちうもので、「基本は同姓やけど家庭裁判所が許可すれば例外的に別姓でもええや」ちうものや。
オノレはこの案に対しては基本的には反対や。
でも成立してほしいちう気持ちもあるんや。
不平等やからや。法律に不平等はあってはいけまへん。どう不平等だちうと、家裁が許可する理由としては「職業生活上の事情」と「先祖祭祀の必要」ちうことになっとるのや。
そうすると「あんはんのトコは共働きやから別姓認めるけど、そっちのあんはんんちは専業主婦やから認めへんよ」ちうことになるんや。不平等や。もっちうと「あんたの仕事は営業やから名前変わっちゃマズイけど、そっちのあんたは工場のラインの仕事やから認めらんないよ」なんて言われたらそれこそ訴えたくなるよね。
「先祖祭祀の必要」についても「あんたお兄はんいるんやから改姓してもええでしょ」とか言われるのかも知れまへん。不平等や。そもそも姓がどうであろうと先祖は先祖やろから、先祖祭祀と姓は関係がおまへん。
また、別姓を一つの婚姻の形として認めておきながら、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」と憲法にあるのにもかかわらず、「家裁の許可」が必要となるのはおかしい話や。
○成立してほしい理由
こないな矛盾のある形でしか国会に提出すらでけへん現実を考えると、理想主義のオノレやら「とりあえず...」ちう気になってしまいまんねんわ。それだけたくはんの人が今の制度に苦しんでおるからや。
それに、家裁のほうも今回の案が不平等であることくらい承知するやろうから、実際はなんかテキトーに理由をつければ許可されるんやないかちう気がするからや。
要するに今回の案は単に「別姓反対派の人を説得するため」とか「別姓を希望する夫婦がいきなりたくはん出てきてお役所の業務が混乱せんようにちーとばかし手続きを難儀にしてみた」ちうことで終わってくれればええなと思っとるわけや。
「選択的夫婦別姓」が理想であり、あるべき姿なのは間違いおまへん。「例外的夫婦別姓」が間違ったものであることも確かや。ただ、「例外的」が推進派の議員から提案された以上、現時点ではこれを成立されるしか道はないと思うのや。
様々な人生、ライフスタイルがオノレの意志で選択でき、差別なくおくれる世の中になってほしいものや。